ヤマガタサンダンデロで味わうお醤油&山菜尽くしのイタリアンフルコース♡

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気になっていたヤマガタサンダンデロさんの『春爛漫を頬張ろう山形 旬山菜と醤油を学ぶイタリアン』へ。

主人が教えてくれた

山形県庄内地方を食の都に押し上げた奥田政行シェフに興味を持ち、

著書の「地方再生のレシピ ~食から始まる日本の豊かさ再発見~」をときめきながら読んでいたところで、

お店にいちど行ってみたくて&奥田シェフにお会いしてみたくて。

地方再生のレシピを読みながらサンダンデロへ向かう

(主人も食の本を読んでた笑)

最初は山形県の有名店「アルケッチャーノ」(山形弁であったよねぇ、という意味だそう)

をマークしていたのたけど、

どうやら奥田シェフプロデュースのイタリアンレストラン「ヤマガタサンダンデロ」(山形産なんです、という意味笑)が銀座にあるとのことで。

Facebookを見たら、春らしいイベントがある!!

とのことで、普通に食べに行くのと迷ったものの イベント参加させていただくことに☆

※ちなみに、ソラマチにも「ソ・ラシド」というレストランがあるらしい。

こちらも追い追いうかがってみたい。

銀座一丁目駅近く、山形県アンテナショップ おいしい山形プラザの2階☆

これは余談だけど、

わたしが働いているお店のすぐ近く!!

&うちのシェフと奥田シェフ、サンダンデロの料理長である土田学シェフがお友達同士だったという奇遇♡

こういうの好き♪

食前の期待感が高まる☆

オープニングは

山菜屋.com遠藤初子さんによる山菜トークに、

職人醤油髙橋万太郎さんによる醤油トーク&テイスティング。

この山菜の名前を失念、、、

美味しかったのに〜!

(追記:
この山菜は「野萱草(ノカンゾウ)」とのこと。
同日に参加されていたFacebook友だちの方&初子さんが教えてくださいました☆
ありがとうございます(*^^*))

お醤油って、こんなに種類あるなんて知らなくてびっくり!

薄口・濃口・溜醤油くらいしか知らなかった。

テイスティングして嬉しかったのは

薄口(淡口)醤油の魅力に気づいたこと!

お料理にどんな持ち味を発揮するのか考えずに、単に塩気の強いお醤油としか思っていなかったのだけど

お醤油感というよりも、素材の味を引き立てる作用があることを知って

ぜひ使ってみたいと思った♪

そして、お待ちかねのコースへ!

これを見ただけで、どんなお料理なのか期待が膨らんで仕方なくて♡

◇ウェルカムドリンク

八朔(はっさく)のノンアルコールカクテル。

2Lの果汁を作るのに、3kgの八朔を使ったそう☆

ジンを思い出すような苦味ニュアンスもあるものの、甘酸っぱく爽やかなカクテル。

◆甘露醤油とレモンと米油であえたブリ

こちらは再仕込み醤油を使用とのこと。
醤油感はあまり感じなくて、おそらくごくごく薄めに使っているのかと。
魚に脂がよく載っていてとろんとろんで、素晴らしい味わいだった。。。

セロリも爽やかにマッチ。

◆薄口醤油とイカの塩辛を入れたカリフラワーのバーニャカウダソース

庄内のカタクリを添えて

イカの塩辛って実はちょっと苦手なのだけど

あの臭みがなくて、なんだか別物でこれは美味しかった♪

すこし濃いめの味だったので、パンがもっとあったら嬉しかった笑
濃いめのソースとカリフラワー、添えてあるカタクリのほのかな甘みがマッチ。

◆醤油バターで焼いた春巻きでサンドしたフォアグラ

“フォアグラ”という食材に対しては、選べるときは食べない選択(自分たちの結婚式のときはあえて外してもらった)なのだけど

今日は感謝しながらいただいた◎

すごーくとろとろで、贅沢感、、、

春巻きの味はすこし濃いめだったので、

このぐらいから、だんだんお酒が欲しくなってくる。。。

◆白醤油で漬け込んだ鶏むね肉の60°C調理と山ウドと黄身酢

グラナパダーノチーズとピンクペッパー

※ここから月山ワインの赤と白をオーダー

鶏むね肉がものすごくやわらかく、優しい味わい。
ピンクペッパー(山椒?)は鮮烈な爽やかさ◎
そしてうどにこんな使い方があったなんて!

うどの香りが華やかさと春らしさを添えてくれたひと皿。

◆米鯉の骨のムニエルとアケビの実のフリットに醤油のミスト

これは、衝撃のひと皿!!

「骨のムニエル???」「鯉って泥臭いと聞くし、イタリアン??」というのが覆された驚きのお料理◎

骨ごと食べれちゃうし、

泥臭いどころか旨味が凝縮されていて

本当に美味しかった。

アケビとも相性良し。とにかくシンプルなのだけど滋味深かった。

◆ツリガネ人参と醤油の実を入れたコンソメ

「醤油醤実(SHOW YOU SHOW ME)」

ツリガネ人参が最後までわからなかった〜!

(追記:ツリガネ人参は、次のお料理の添え野菜として出してくださっていたとのこと☆
昔は美味しいものを何でも”ニンジン”と呼んだそうで♪)

美味しかった☆

醤油の実は、大豆を連想させるような食感だった。

◆尾花沢牛の赤ワイン煮込みとたまり醤油とじゃがいものピューレ

このお料理と合わせたくて、赤ワインを注文しておいたくらいの楽しみだったひと皿。

出産前の若い雌牛のお肉だそう。

ありがたや。。。

ナイフを入れると、繊維がほろほろとほどけるようなやわらかさ。

美味しい、美味しい、とモゴモゴつぶやきなら大事にいただいた。

◆ベーコンとこごめと濃口醤油の焦がしチャーハン

焦がし醤油が主張しすぎず、さりげなく香ばしくて美味しかった♪

◆木桶発酵させて醤油をかけたバニラアイスクリームと醤油のキャラメルムース・醤油と黒糖のチュイール

バニラは聞いたことあるけど、キャラメルムースに醤油!!

これがすごく美味しかった☆

(思い出してよだれが出るくらい笑)

家でもお菓子を手作りするとき、お醤油を入れてみるのをやってみたいなあと思えたデザートたち☆

◆醤油とみりんのカフェオレ

これは新しかったー!!!

けど、ちゃーんとカフェオレで

食後のほっとひと息にふさわしい優しくてあま〜い香りの飲み物。

作り方聞いてくるの忘れてしまって

ちょっと後悔してるメニュー。笑

奥田シェフは終始食事中のフロアを動き回っておられたけど、

なんだかゆるキャラみたいなひょうきんな姿が愛らしい方(*^^*)

土田シェフは、自称「世界一オーラのないシェフ」とのことなのたけど(笑)

腰が低くてでも柔らかなお人柄が素敵な方♪

正反対のキャラクターながらも、とっても素敵なおふたり♡

本当に美味しくて幸せな時間を

ありがとうごさいました!