たとえば、わたしは
お洋服を作ることができなくて。
だから代わりに、
お金をはじめなにかしらのコストをはらって
作ってもらったものを受け取る流れなのだけど。
作ってもらって
値段をつけてもらったものに対して
「このくらいのお金を払おう」
「この日にこの時間を使って買いに行こう」
というコストを払う決意をして、さらに
それらの”気力を割く”というコストを払うことを、軽視しないでほしいなぁ。
電話で商品名を告げながら取り置きの可否も確認して(不可と言われてしまった)
だから
急遽予定を変更して遠方のお店に走ったにもかかわらず、その品物はセール対象外とのことで。
それなら買いに来ることはしなかったんだけどなぁ、と思ったのは言うまでもないのだけど
着くまでのあいだ
「売り切れてたらどうしよう」とか
「でも手に入ったらどうしよう」(半年くらい思い入れを持っていたオーガニックの下着だった)とか思いながら、
ドキドキしていたときめきが破られた感じで
なんだか悲しくて涙が出そうになった。
それまでそのブランドに持っていたときめく気持ちが下がってしまって
目の前に定価でその品物は売っていたのだけど、以前と同じ目線で見ることができなくなってしまった。
一目見たときから惚れて、ずっと画像を持ち続けていた品物だったけど
わたしがあれを買うことは生涯ないんだなぁ、と思った。
オンラインに掲載している情報のあやふやさ(伝わらない)、
電話口での確認不足など
お互いのミスだと思うのだけど
そこにコミュニケーションや思いやりを感じられなかったことが、とても残念だなぁと感じた。
というか、商売をやる以上は
お客さんとなる人がなにを求めているのかとか、
どんな気持ちなのかとか、
選んできてくれたお客さんに寄り添う感覚が持てないのは
個人的には好感が持てなかった。
お客様が神様、とはまったく思わない(わたしも仕事するときに思っていない)けど
買い物をするときだって
人対人なのだから、
提供者の誠意を感じていたいと、切に思う。
関係ないけど、旅先のお店で見つけたカラフルな巨大そろばん!
☆☆☆
話は飛ぶけど、
やっぱり買い物に出かけていくのではなくて
極力はインターネットから購入するのがいいなぁと思った次第。
あと、もう少し直観力を磨こうとも思った。