変わりゆくこと、手放すことを恐れない。

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人生を変えてくれたことも

人生を変えてくれた人も

自分にとって、ずっと同じポジションに存在し続けるわけではない。

良くも悪くも
自身の背景に流れる景色が刻々と変化していく、このスピード感は
わたしの気質も手伝っているのかもしれない。

目の前にあるものに集中&全力投球、

そして過ぎ去ったものは振り返らない、引き止めない。

これは、ときとして
切なくて寂しい気持ちを覚えることでもあって。

いつかは確かに愛していたものに、手をふって

そこに置き去りにして進んでいくような感覚になったりするから。

大事だったなぁ
ありがたかったなぁ、と

そんなふうに愛して愛して、感謝してきた場所をひとつ、手放した。

ポジティブなエネルギーを受け取ることよりも、
ノイズを受け取ってしまうことのほうが増えてきてしまったから。

わたしが、また

変わっていく。

喪失感と

少しの寂しさ。

同時に
思考がクリアになる、
こころに隙間ができた感覚も。

結局、じぶんの背景に何があるかは

手段でしかないのだ。

(目的と間違えてはいけないやつ)

それが、
未来に向かっていくために手を引いてくれるものなのか

過去から後ろ髪をひっぱってくるものなのか

残すのか、手放すかを迷ったときの

判断基準。

そして、手放すのがこわい人へ。

仮にいま、いったん何かを手放したとしても

未来でまた”それ”を取りに行ってもいいということ。

だって、わたしたちは

そのときそのときで 常に新しく

強烈に光りながら、生きているのだから。

ひとにも、ものにも、ことにも。

しかるべきときが来たら
また、出会い直せばいい。

そう思えれば、怖さや寂しさもいっしょに手放せるものです。