お正月にうちの実家と主人の実家、
それぞれに帰るのは付き合っていたときからも数えると4年目くらいかな。
おせち料理をいちど作ってみたくて
けど、いつも両実家で出してもらえるので足踏み(うちまで用意したら3回おせちを食べることになるのかと)していたところ。
お義母さんから
「毎年一品ずつ作ってみたら☆」
とのひと言をもらって、目からウロコでトライしてみました。
らでぃっしゅぼーやから取り寄せた、
無農薬の黒豆を使って。
12月の26日から3日間、
毎日交換したお米のとぎ汁に浸して
12月の31日に、
敬愛する開運料理人ちこさんの「開運ごはん」を片手に作ってみました。
ちこさんの作りかたって
すっごく手間がかかる方法で、間に合うか心配だったけど
食材と通じあうことを念頭においたちこさん流を捨てたくなくて、
少しいそぎ足ながらも真似してやってみました。
朝一から
大なべで弱火で煮て、冷まして
冷めたらまた煮て、硬さを見て。
新しく綺麗なお湯に
繰り返し豆をすくい上げて移してあげて。
豆の色が抜けるというミスはしてしまったのだけど(笑)
一日中手をかけたお豆は、つやつやとひかり輝いていって
すごく幸せな気持ちになった。
味付けには、
オーガニックきび砂糖と
甜菜糖を使って。
それから、もうひとつのバージョンとして
甘酒(もちろん、きちんとお米から発酵したもの)とメープルシロップ
レーズンとデーツを使ったフルーティバージョンを作ってみた!
なんとか、
1日と2日の両実家訪問に間に合わせることができた◎
直前に実母からは
「料理足りないかも泣」と連絡があったので、急きょ紅白なますも作って。笑
甘さ控えめにつくった黒豆と
良い米酢とオーガニック野菜でつくった紅白なます、
本みりんで甘めにつくったお屠蘇(おとそ)は
ぜんぶ大好評(*^^*)
黒豆は
たくさんすぎたかな、と思いきや
親戚みんなが持って帰りたい!と言ってくれて
結局両実家あわせて5家庭におすそ分けすることになりました☆
作り手として
こんなに嬉しいことはなくて、、、
わたしの手のひらから
食卓の輪が広がる感覚を覚えた、幸せな年明け◎