シンガーソングライターの花れんさんのライブ「春のつぶやき」へ☆
花れんさんとは
11年前に亡くなったカメラマンの父親が結んでくれた不思議な縁で、ずっとゆるやかに繋がらせていただいてきた。
初めてやりとりをさせていただいたのは、まだLINEもFacebookもなかった時代のメールメッセージ。
父が亡くなったあと数年間のあいだ、お父さん子だったわたしには
父の面影をひたすら探していた時期があって。
そのときに花れんさんのブログ記事に巡り合って、思わずメッセージをさせていただいたのがはじまり。
父の没後1年後のことだった。
(わたしたちをつないでくれたブログ記事「写真家・奥舜」)
亡くなった父を想って作ってくださった「あなたを隠した風の色」
を初めて聴かせていただけたのが
それからさらに8年経った一昨年のこと。
そして、さらに2年を経ての
先日のライブにて。
父親のことが、こころからほろほろとほどけつつあったわたしにとって
いまのタイミングであの歌を聴くことは、少しドキドキすることだった。
けど、それは取り越し苦労で
花れんさんのライブでの時間は、いまのわたしにとっての
優しい花ふぶきみたいな時間になった(*^^*)
記憶の中にしかいない人のこと
いま生きて目の前に存在する人のこと。
亡き父と、目の前のわたし。
すべてひっくるめて、ぎゅーっと抱きしめてもらえたような
そんな気がした。
父が他界したのは秋だったけど
冷たい風と暖かな風が交わりあう春という季節は、いつも心をふわりと撫でていく
わたしにとって、いちばん切なくて愛おしい季節であり。
春のさまざまなニュアンスを感じ、
花れんさんの優しさや心の美しい琴線に触れては胸がきゅーんとしてしまって
なんだか何度も涙がこぼれそうになった。
父がつないでくれた縁が、
ときを重ねてどんどん きらきらと昇華されていく感覚。
わたしのなかで、ずっと泣いていた父はもういなくて
花れんさんと一緒に写った自分の笑顔に
父の無邪気な笑顔がかさなった(*^^*)
大好きです(*^^*)♡