【39週目】産まれた!!!!②

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産まれたベイビーを見せてもらって、

最初すぐに泣かなかったので

助産師さんに「こっちで泣かせますね」

って、となりの保育器に連れていかれそうになった瞬間に

「ふみゃ〜!!!!」

という泣き声。

泣いたーー!!!

安堵、、、。

気が抜けたら、なんだか涙が出てきて

おいおいと泣いた。

そしてその後はカンガルーケアとかいろいろ考えてたのだけど、

どっと気が抜けて 助産師さんと主人に体重や身長計測に連れていかれるベビーを

放心状態で見送った。

先生はその間 会陰切開の傷などをちくちく縫う作業。

あぁ、会陰切開されてしまったんだな、、、

と、ここで初めて冷静に凹む。

何針も縫ってる感触で、ちょっと不安も覚えつつも 仕方ないや〜と

考えるのを手放して分娩台に寝そべった。

不思議な感覚で、ぼーっと天井を見つめる。

主人がベイビーを抱いて連れてきてくれる。

なんか、わたし自身よりも

主人のほうが先にお父さん感あるなぁ、とか思いながら その姿を見つめる。

そうだ、カンガルーケアさせて欲しいんだった、って 思い返してお願いして

ベイビーを胸にのせさせてもらって、

助産師さんの助けを借りながらおっぱいを含ませてもらう。

乳首を探すしぐさ、

匂いをかぐしぐさ、

ぱくっ と口に含んだときは

ちょっと感動した。

あまりお腹空いてる様子ではなかったみたいで、積極的ではなかったけど

少しはむはむ ちゅぱちゅぱと吸うしぐさも見せてくれて、それがまた可愛いかった!

母乳育児を軌道に乗せてやっていきたいな。

こんなに可愛いんだなって思った。

そして、となりの保育器にいったん寝かせられるベイビー。

おとなしい子だ。

ときおり「ふみゃ〜!!!」と泣いては

すぐに何事もなかったかのように静かにむにゃむにゃする。

出てくるのもひと仕事、

本当につらくて痛かったけど

それはベイビーも同じだろう。

ベイビーも疲れたのかな?とか思いながら見てた。

☆☆☆

体を拭いてもらったあとに、

個室に戻って ベイビーを主人に見ててもらいながら食事をとる。

お腹は空いていて、意気揚々とごはんを食べ始めたものの

途中でうっ、、となる。(なんとか食べたけど)

また寝転んで、おっぱいを含ませてみたりしてみるけど うまくできてるのか心配で

明日以降にちゃんと教えてもらってやろう〜という気分に。

その後すぐ、母がお見舞いにきてくれた。

初孫と対面した母の、あまりに幸せそうな顔が嬉しかったな。

最初おっかなびっくり、

うわーちっちゃいねぇぇ〜、、、触っていいのかなぁ

なんかこわいなぁ

とか言ってたけど、抱っこしてもらったらとっても幸せそう。

わたしたちよりもたくさん、ベイビーの名前を呼びまくってた。笑

(名前決めてるのだけど、なんかまだ胎児名で呼んでしまう主人とわたし)

そうして主人とわたし、ベイビーと母の4人でしばし過ごしてから

来てくれた助産師さんにベイビーを預かってもらった。

産前は当日から母子同室を希望していたけど、

疲れとかいろいろ心配で 甘えて預かってもらうことに。

(明日の朝まであえないのかーって、ちょっと寂しかったけど 汗)

疲れたはずなのに痛みと興奮とで眠れなくて

お腹に手を当てて話しかける癖も残っていて、

あぁそうか、もうここにはいないんだった

いまこの部屋にはわたしひとりなんだった

って、何度もはっと思い返して過ごす夜だった。

ちょっとの寂しさも含みつつ、不思議な感覚。